生理痛は病気では無いと放っておかないで！！
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女性が思春期を迎えると毎月起こる月経(生理)ですが、月経の度に生理痛で苦しんでいる女性はとても多いですよね。
生理痛がある事にあまり疑問を持たず薬を飲んだりしながら耐えている方もとても多いと思います。
でも！生理痛があるというのは普通ではありません！！身体に異常がある証拠です。
今日は、私も苦しんできた生理痛についてお話しさせて頂きます。
どうして生理痛が起こるの？
東洋医学には痛みが出る原則「不通則痛(ふつうそくつう)」という言葉があります。
これは滞りのあるところに痛みが出るという意味の言葉です。
生理痛のある方の多くは、「瘀血」といって血の異常が見られます。瘀血は血液がドロドロしていて流れの悪い状態を言います。
つまり、子宮や卵巣、腰など様々な場所の血の巡りが悪くなる為、生理痛が起こるのです。
瘀血チェックリスト
- ☑︎太腿やふくらはぎ、足などに赤紫色の細かい血管が見える
- ☑︎手足が冷える
- ☑︎肩こりや腰痛、頭痛など体のどこかが痛い
- ☑︎寝つきが悪い、眠りが浅いなど不眠気味
- ☑︎顔のくすみやくまが気になる
- ☑︎経血にドロっとした塊が混ざる
おすすめの養生法
①三陰交というツボに1日１回お灸をする！
場所→足首、内くるぶしから指4本分上 三陰交は「肝経・脾経・腎経」といった女性にとって重要な三つの経絡が交わるツボで、婦人科系疾患には必須のツボと言われています。 このツボを刺激すると骨盤内の血の巡りが良くなりますし、足首にあるので冷え性の方にもおすすめです。
②生姜紅茶を飲んでサラサラ血液に！
生姜には血液サラサラ、身体を温める、腸の働きを良くし便秘や下痢解消、美肌など女性には嬉しい効果がたくさんあります。
また、紅茶にも身体を温める効果があるので一緒に摂れる生姜紅茶は巡りの悪い身体にはもってこいの飲み物と言えます。
③お風呂でリラックス！
生理中でもゆっくり湯船に浸ると子宮などの内臓もしっかり温まります。
またイライラしたり精神的に不安定になときは、1日の終わりにリラックスタイムを楽しみましょう。特に、ベッドに入る2時間前までに済ますと上手く体温が下がり眠りに入りやすくなるのでおすすめです。
最後に、、、 12月に入り、冬らしい日も増えてきました。気温も下がると身体は冷えやすく巡りは悪くなります。生理痛は病気ではないからと放っておくと、将来婦人科疾患や不妊症に繋がることもあります。日頃からしっかりケアをして、生理痛のない健康な身体を目指しましょう！
もちろん、当院でも鍼灸治療でサポートさせて頂けますのでお気軽にご相談ください。
はりきゅう治療院malie
高橋葉月
